不二山 七海

子どもたちの手に世界を

子どもたちが世界を体感し、自ら、なぜ？を発掘し考えられるものを届けたい。自分の内から湧き上がる疑問や興味にこそ、考えるきっかけが生まれるからだ。激しく変わりゆく世界を生き抜くためには、世界の出来事を身近に手触り感を持って考えていくことが大切だ。世界で起きていることは地続きの連続ドラマ。私たちが見ているニュースの裏には様々なことが複雑に絡み合っていて、そこにはその地で生きる人々がいる。その人々の想いや考えを、まずは私自身が感じ、知り、伝えていく。そのためにカメラとスケッチブックを持って、世界一周の旅をしよう。子どもたちにどう届けるか、そして、届けた時の子どもたちの姿を考えながら。