世界一周の夢を叶えるコンテストDREAMを経て世界一周に旅立ったKEIさんが語る「自分らしさ」とは?
2016/10/15 | dream
こんにちは!TABIPPO学生スタッフの居波晃平です。
「第7回 世界一周の夢を叶えるコンテストDREAM」 募集期間が10月20日(木)までとなっており、締切が迫っています。
このDREAMでは、みなさんに旅への想いを語っていただきます。最優秀賞者には、なんと「世界一周航空券」が贈呈されます。その他の参加者にも豪華商品があったり、参加者同士の交流会に参加できたりと様々な特典がありますよ。
今回は、昨年のDREAMに出場後、就職活動を辞めて世界一周に飛び出したKEIさんにお話を伺いました!KEIさんの世界一周の原動力とは?そのルーツを探りたいと思います!
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旅をテーマにした2つのコンテスト「DREAM」と「WORLD」を開催!
プロフィール
清澤一輝(キヨサワカズキ)/中央大学文学部4年
“Kazuki” “Kiyosawa”という名前のイニシャル“K.K”をとり、ニックネームは“KEI”。
16年間続けたアルペンスキーを通じ、”勝負”における最大の武器は「精神力」と「覚悟」であると気付く。
スポーツ推薦で中央大学に入学するも、在学中に学んだ社会学/フィールドワークという学問に興味を持ち、「旅」に対する気持ちが高まる。
大学3年次にTABIPPO2016「DREAM」に出場。同年終了時までに卒業単位を全て取り終えるが、卒業延期制度を使用し、自ら学生を延長。本気で向き合っていた”就職活動”においても、頂いていた内定を全て断り、2016年4月2日から、学生としてバックパックひとつで「世界一周」に出発。
現在は、株式会社TABIPPOトラベルライター/Goproオフィシャルファミリーとして、世界中で記事を書きながら旅をしている。人生において1番大切なことは「行動」し、「経験」することだと信じている。常に「人生を豊かにしたい」と思っている行動/経験主義者。自身のブログやInstagramでリアルタイムな世界一周を更新中。
DREAMに出ようと思ったきっかけは何ですか?
僕がDREAMに参加しようと思った理由は、ズバリ「とにかく夢を語れる場」だったからです!
この世界一周の旅が“初めてのひとり旅”の僕にとって、全てが新しく、何から初めていいのか全く分かりませんでした。それは皆さんも同じなのではないでしょうか?
…しかし1つだけ、旅に対して全くの無知な僕にも出来ることがありました。「夢を語ること」です。
「なんで世界一周したいのか?」「どんな世界一周をしたいのか?」という問いには情熱を持って答えることが出来ました。だからです。だからこそ、まず飛び込んでみよう。夢を聞いてもらおう。そこには、旅に関する知識や経験の差は存在しない。そう思い、出場を決めました。なんだって、飛び込まずして去ってしまうのはもったいないですよね!ただそれだけが、きっかけでした。
出場時のプレゼン内容を教えてください。
惜しくも昨年のDREAMでは、3次審査(ベスト20)で敗退してしまいましたが、「旅をすること」に優劣はないと感じます。そこにあるのはとにかく「自由」で、ひたすらに誰が何をしようが、人とは比べることが出来ない「自由な旅」が存在します。
ちなみに僕のテーマは「Live your Life!自分らしく生きろ!」というとても抽象的なものでした。今までの出場者含め周囲が、「おにぎり握って世界一周!」や「一輪車で世界一周」「風呂敷パッカー」などといった具体的なテーマでエントリーするなか「自分らしく生きる」というありきたりと言えば、ありきたりなテーマで出場し、現在もそのテーマを胸に、人生を旅しています。でも、それで良かったのかなと感じます。
このDREAMは、「変わったことして世界一周する」というイベントではありません。「本当にしたいこと」つまりは、「自分らしく生きるということ」を語る場です。上記で紹介した優勝者たちも、自分の信念に従って「夢」を語っています。そこだけは勘違いしないでください!“テーマウケ”で出場すると、たとえ優勝しても自分を苦しめる旅となってしまいます。去年僕が掲げたテーマ「自分らしく生きる」。自分にまっすぐに、正直に。このメッセージを忘れずにいてほしいと思います。
出場してみて良かったことはありますか?
今になって気づくこと。それは、人生において「旅仲間」を持てたことです。
当時、世界一周出発前の僕は、「『夢』を語って、自分の信念に自信が持てた」ということばかりにフォーカスしていました。やはり旅に出る直前は、不安で不安で仕方がありません。しかし、「こういう旅がしたい!」という夢を語ることで、その不安は「覚悟」へと変わります。「絶対してやるぞ!」という覚悟に。
しかし今になって気づくことは、そんな心境の変化よりも何よりDREAMに出場して良かったなと思うことは、あの時エントリーしたからこそ出会った仲間たちと、世界中で再会できることです。僕もそうだったのですが、世界一周したい!という学生のコミュニティーなんてなかなか存在しないじゃないですか。僕の周囲には1人もおらず、自分だけが変人なのかな?なんて思う日もありました。
でも、このDREAMは世界一周したい学生の宝石箱!優勝は出来なかったものの、自分の力で世界一周している仲間はたくさんいて(もちろん優勝している人も)、世界のどこかで再会するたびに「こんなことがあってさ」なんて語っているうちに、一生の友人を持てたなと強く感じます。「世界一周したい!」と思っている仲間に出会えるだけでも、このイベントはとても魅力的です。
出場する前に不安はありませんでしたか?
「最終審査は2000人の前でプレゼンをする」そんな言葉に不安がなかったといえば嘘になります。
「もし、自分がその舞台に立ったら…」そんなことを想像したら、ゾワッと身震いする日もありました。「何かに挑戦する」必ずしも成功するか分からない“挑戦”に不安は付き物です。誰だってビビります。僕だって世界一周の旅に出るまでビビってましたし、あの高橋歩さんだって、しみなおさん(清水直哉:株式会社TABIPPO代表)だってビビってました。…みんなビビってるんです。不安が1ミリもない人間なんて誰一人いません。
しかし、その先にあるのは「やるか」「やらないか」の二択。「やること」もリスクです。しかし「やらないこと」もリスクなのです。やらなかったせいでつまらない人生になってしまったと思うこともまた“リスク”なのです。どうせ同じリスクを背負うなら、“面白そうな方”を選んでみてはどうでしょうか…?
KEIさんにとって旅の魅力とは何ですか?
僕にとっての旅の魅力は「日々生まれ変わる」ということです。
初めてのひとり旅のぼくにとって、全てが新しく、毎日が「見知らぬ明日」なのです。今まで見たことのなかった物を見たり、出会ったことのない人に出会う。自分が「アウェイ」すぎる空間に身を置いてみたり、日本では考えられない瞬間に遭遇する。
そこで生まれる感情はどれも新鮮で、感じたことのない感情ばかり。この感覚は、清々しいものから、もう味わいたくな〜い!というものまで、まるで生まれたての赤ん坊のように、全てが新しい日々。毎日毎日、新しい“刺激”によって自分がバージョンアップされているような、生まれ変わっているような感覚は旅の魅力といえるでしょう。
学生にメッセージをお願いします!
all photos by Kazuki Kiyosawa
とにかくこのイベントを楽しんじゃってください!そう、力まずに。「優勝」とか「世界一周航空券」だとかっていう「結果」は、“自分という人間を最大にアピール”出来た旅人に、後からついてきます。まずは、楽しむことですね。これはなんだってそうです。「勉強」だって「バイト」だって、「就活」だって「卒論」だって、どんなことも楽しめる奴は強い。僕はそう思います。そして、楽しんでる奴を台風の目にして、周囲は動き、時代は回り始めるのです!
でもって、“本当の意味で楽しむ”ということは、「自分らしく」なくてはいけません。
あなたの人生、主役はあなたです!1度しかないかけがえのない人生、楽しまなくてどうするんですか!若いんだから何だってできるはず!皆さんが、このメッセージを読んで「自分らしく生きよう!」と思えたのなら、それは僕にとってDREAMで優勝することに匹敵するくらい意味のあることだと思います。
抽象的で果てしない僕のテーマ「自分らしく生きろ」。このテーマを通して、多くの学生に夢や希望を与えられることを遠い地より祈っております。DREAM楽しんじゃってください!いつか、世界のどこかで会いましょう!
まとめ
いかがでしたか?
かつて、明治を代表する文学者である正岡子規は「想像は平凡であり、現実は多彩である」と言いました。普通「逆じゃない?」と思いますよね。「想像」とは一見自由を享受しているようにみえて、実際は既成のイメージに拘束されているのです。世界には、危険なはずが実際に行ってみるとそんなことはない国があったり。絶望に満ちているはずが実際に会ってみると幸せそうな顔をしている人がいたり。
「想像」なんかじゃ見えてこない「現実」を知るためには、何事にも挑戦し、経験することが大事なんだとKEIさんのお話を聞いて感じました。
「人生このままでいいのかな…」「将来何をしたらいいのかわからない…」そんな人は、まず一歩踏み出してみてはいかがでしょうか?
DREAMの締切は10月20日(木)。たくさんのご応募お待ちしております!
コンテストの詳細はコチラから↓