DREAM三次審査通過者”虫取り少年”へインタビュー
2016/12/31 | dream
こんにちは、福岡スタッフのいがりです。BackPackFESTA福岡の開催まで一週間をきりました!
今回は、世界一周の夢を叶えるコンテスト”DREAM”の三次審査通過者であり、関西・中部エリアのWEB投票を戦い抜いた『虫取り少年』こと、井上翔太くんにインタビューをしてきました。その様子を対話形式でお伝えします!
虫取り少年
名前:井上翔太
学年:高知大学農学部3年(21歳)
世界一周のテーマ:「虫あみもって世界一周 ~虫取り少年、世界中の昆虫と出会う~」
DREAM参加前の虫取り少年
いがり:DREAMに参加する前はどんなふうにして過ごしてたの?
虫取り少年:中学生のころから「大学生のときに世界一周したい」と思ってたから、月にいくら貯金したら(世界一周に)行けるのかを計算したことがあるんよ。だから、バイトしながら世界一周するためにお金をためてる最中だった。
いがり:中学生のころから「世界一周したい」って思ってたんやね…
虫取り少年:中学のとき、母親から旅の本を2冊もらったことがあって。それを読んで『何かにチャレンジする人生ってのもまた幸せの一つなんだ』って感動したんだよね。そのときに価値観がぐるっと変わって、世界一周したいなぁって。でも、大学での部活の試合のこともあって、『大学四年間は部活を優先させよう。その中でお金をためて、院で一年休学して(世界一周に)行こう』と思った。
DREAMに出たきっかけ
いがり:そんな中で、DREAMに出たきっかけって何だったの?
虫取り少年:いがりがAちゃん(共通の友達)に「世界一周したいって言ってる人おらん?」って聞いてたんだよね?それをAちゃんが俺に教えてくれて。直接ラインで連絡とって『出てみよう』って思ったんだよね。それがきっかけ。
世界一周のテーマについて
いがり:それでDREAMに参加することになったとき、たしか世界一周のテーマが「虫あみもって世界一周」だったよね?
虫取り少年:小さいころから本当に虫が好きでさ。保育園の時おばあちゃんから「昆虫図鑑」をもらったんだけど、みんながマンガとかアニメとか見てる中、おれはその図鑑ばっかり読んでて。(笑)
で、気付いたら大学生になった今でも好きで、自作の標本も作るようになってたんだよね。
だから、DREAMのテーマを考えたとき、『虫が好きだから世界中の昆虫を見たい。世界中の昆虫と、直接生で会って、写真をとって…。そして、ゆくゆくはいつか自分だけの博物館だとか個展で、虫嫌いの人に虫の良さを感じてもらいたいな、虫嫌いを減らせたらいいなと思ってるよ。
いがり:虫が嫌いな人っていっぱいいるもんね~
虫取り少年:虫嫌いの人は入場料無料とか設定したら来てくれそうだよね!(笑)
実際に参加してわかった「DREAMに出てよかった3つのこと」
いがり:では、本題にはいります。「DREAMに挑戦してよかったな~」て思ったことは?
虫取り少年:①周りに世界一周したい人は大勢いるんだな、って安心したこと
中学生のころから「世界一周したい」と言ってたけど、周りから「できるわけないじゃん」「して何が達成できるの?」ってけっこう言われてたから、世界一周したい、チャレンジしてみたいって思うことは普通じゃないのかなと不安に思ってたんだよね。
だけど、このコンテストに参加してみたら他の参加者はみんな世界一周の夢を追いかけてるわけじゃんか。そう思ったら、『世界一周』って夢を持っていてもいいんだ、って改めて気付いた。
あと、これまでは世界一周は”ハードルが高い”ものだと思ってたんだよね。でも、DREAM参加者がこれだけいて、TABIPPOのスタッフにも世界一周経験者がいるって分かったとき、『ハードルはそこまで高くないからこれだけ世界一周に行ってる人もいるし、目指す人も多いんじゃないかな』とも思った。
いがり:そうだよね~。私もスタッフしてて、世界一周したい人ってこんなにいるんだ!ってびっくりしたもん(笑)
虫取り少年:②自分の世界一周のテーマはだれにも真似できないと気付けたこと
DREAMでは「自分を見つけに行く」「人と人をつなぐ」っていうテーマの人が多かったけど、テーマを決めるとき俺は『人のため』とか考えてなかったんだよね。だから、『”世界中の虫に会いたい”っていう自分の夢は特殊なんだ。俺が想う”世界一周”は、だれにも真似できない。だから、俺がやるっきゃない。』と、自分の気持ちに対して自信が持てるようになった。
虫取り少年:③たくさんの人が、自分の夢を応援してくれること
ありふれてるとは思うんだけど、すごいたくさんの人が自分のことを応援してくれたのが分かった。
今までの俺ってすごく友達が少ないほうだと思っていたから、DREAM三次審査が受かって次はWEB投票だってなったとき、票はあまり入らないだろうなと思ってた。でもいざWEB投票が始まって、自分も宣伝をしていたら、意外と投票してくれる人が多くてさ。中には話したこともないのに「応援してるよ」って言ってくれる人もいた!
自分が思っている以上にみんな応援してくれてるんだ、みんなに支えられて”自分”がいるんだなと思った。いろんな人に支えられて、俺のDREAMはあったんだなあと、周りの人にすごく感謝した。
これからどうしたいか
いがり:そんなDREAM、三次審査で落ちちゃったけどコンテストを終えて今後どうしていきたいと思ってる?
虫取り少年:ファイナルまで行って、2000人の前でプレゼンをするっていう偉業を成し遂げたかったから、いまでも悔しいけど…。
でも、俺はDREAMで勝ち上がって世界一周したかったわけじゃなくて、世界一周する手段の一つにDREAMというコンテストがあったから、受けて。それで落ちた。だから、DREAMに落ちたから世界一周をあきらめるとか、そういう気は全くない。いつか絶対に世界一周に行くよ。
ファイナリストへ思うこと
いがり:最後にDREAMファイナリストへのコメントをください。
虫取り少年:正直ファイナルまで残る気でいたし、このコンテストで勝ちとってみせるって思ってたから、三次審査で落ちて悔しい気持ちは今も消えてない。でも自分が落ちたのは、ファイナリストとして選ばれた3人のほうが想いが強かったから。3人は誰よりも多くの人に認められてファイナルに進出したんだなって思うようになった。だから、ファイナリストには本番で最高のパフォーマンスをしてほしい。「案外こんなもんだったんだな」「ちょっと違ったな」ってプレゼンはしてほしくないし、許さねえ。(笑)
俺を含め、ファイナルまで勝ち進めなかったすべてのDREAM参加者にも『こいつに世界一周行って欲しい』『こいつらに負けたんか~ならしょうがない!』って言わせるような、そんなプレゼンをしてほしいです!
まとめ
「世界一周したい」もそうですが、「旅をしたい」「世界を見たい」と思うきっかけは、本だったり、友人の話だったり、ネットだったり…。きっかけは人それぞれなんだなと思いました。ただ、その想いが消えるか、消えないかなんだなって。
世界一周の夢を叶えるこの「DREAM」というコンテストは、わたしの中で”ちょっと変わった人”が出るコンテストだと思ってた。でも本当は、「世界一周したい」と考えている人が、このコンテストをきっかけに”ちょっとずつ変わっていく”のでは?と、このインタビューを通して思いました。
そんなDREAMコンテストのファイナリストたちは一体『どんなことがきっかけ』で世界一周したいと思ったのか、『どんな旅にしたい』のか、今すごく、早く聞きたい!スタッフである私も、BackpackFESTAでファイナリストのプレゼンを見るのが、より一層楽しみになりました!みなさんも、会場に足を運んでファイナリストの熱い想いに触れてみてください!
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BackpackFESTA2017は全国6都市で開催!
■名古屋 (開催済)
日時:2016年12月18日(日)13:00開場 15:00開演 19:30閉演
会場:中電ホール
■仙台 (開催済)
日時:2016年12月26日(月)13:00開場 15:00開演 19:30閉演
会場:イズミティ21
■沖縄 (開催済)
日時:2016年12月28日(水)13:00開場 15:00開演 19:30閉演
会場:さわふじ未来ホール
■京都
日時:2017年1月3日(火)13:00開場 15:00開演 19:30閉演
会場:ロームシアター京都
■福岡
日時:2017年1月4日(水)13:00開場 15:00開演 19:30閉演
会場:福岡市民会館
■東京
日時:2017年1月5日(木) 13:00開場 15:00開演 19:30閉演
会場:大田区民ホールアプリコ
<費用>
前日チケット:学生 3,000円、一般 3,500円 / 当日チケット:学生 3,500円、一般 4,000円