旅で出会ったもう一人のワタシ『TABIPPPO京都スタッフ編』
2016/12/6 | shine スタッフ
「旅する女子がもっと輝き、もっとたくさんの女子に旅にでてほしい」そんな想いから作られた今年からのコンテスト、SHINE。コンテストをつくりあげているTABIPPO女子スタッフもさまざまな旅を経験しています。
今回は、TABIPPO京都スタッフの坂田明日香さん、飯原美尋さんに彼女たちの「旅で出逢ったもう一人のワタシ」を聞いてみました。
坂田 明日香
神戸大学4年生 旅をした国の数は7ヵ国
アメリカへは2回も訪れている彼女の旅に対する想いとは。
「なんでも自分の目で確かめたい、好奇心旺盛」な自分。
そして旅では「受動的に入ってくる情報に流されずに、“自分の五感”でモノの有り様を感じて理解出来る」自分に出会った。
かわいい刺繍と、カラフルな街並み。先住民文化とスペインの文化が入り混じった混沌とした世界観。いつしかそんなメキシコに惹かれていて、アメリカ留学中にメキシコ行きのチケットを手にしていた。
「メキシコにいく。」と言ったときの周りの反応はほとんどが「危ないのに、なんでそんなところに一人で行くの?」というネガティブなものばかり。
しかし実際に行ってみて感じたことは、「自分でも少し懸念してた”危険”なイメージとはまったく違う。」
コロニアル調の綺麗な街並み、食欲をそそられる匂いを漂わせた屋台、メキシコ革命期に書かれた壮大な壁画アート…。そしてネチネチはしてないけど、困ってたら助けてくれるそこに住む人々。
みんなが持つイメージは、日本に居ながらにして、流れてくる情報を鵜呑みにしただけの「固定観念」であり、旅先での溢れるその土地の魅力は「本当は行ってみた人にしかわからない。」ということを感じた旅だった。
旅に行って「旅で生き方が180度変わった」「世界観が覆された」っていうほどの大きいインパクトがあったわけではない。
けれど、「旅は私にとって、”教養”と”許容範囲”を拡げてくれる場所」 。その拡がりが楽しくて、また旅に出ずにはいられない。
飯原 美尋
大阪総合保育大学4年生 旅をした国の数は12ヵ国
1人旅も多くしている彼女の旅に対する想いとは。
「女の子なんだからやめときなよ!」
19歳で初めて1人でフィリピンを旅することを決めたときに沢山の人に言われた言葉。
旅好きの親の元に生まれた遺伝子なのか、自分の中で旅をすることは自然なことで、違和感がなかった。
しかし、世間から見た私はいつも違和感の塊で。でもそんな周りの目を気にせずに飛び出していった旅の世界は広くて、優しくて。旅中の私はいつも心が震えていた。
「貧しい国に孤児院を建てたい」
ずっと夢だったけど誰にも言えなかったことが旅で出会った人には不思議と自然に言えた。だから、私は夢だった孤児院を建てることを視野に入れてこれから旅をしていきたい。いろんな国の子どもと関わって、いろんな保育をみて。あとは旅中には特に決まりを作らずに、自由にその瞬間に惹かれた場所に行きたいな。
さいごに
旅に対する想いや実際に旅に行って感じたことは、2人とも全く違います。そう、旅は人それぞれで感じることがまったく違うんですね。でもその根本にある「旅が好き。」といった想いはみんな同じ。
旅にはまず一歩踏み出す勇気が必要かもしれません。女の子ならなおさら。BackpackFESTA2017が、女の子が旅の一歩を踏み出すきっかけとなることを、そしてたくさんの女の子が世界を旅するようになることを願っています。
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