東京大学
佐藤 浩太郎
世界一の夕陽を求め、深夜特急で西へ!西へ!
夕陽には圧倒的な力があります。波音が飾る、沈む太陽と赤い絨毯のような海の共演。ビルの合間からこっそり覗く控えめな赤色。電車に揺られつつ車窓から眺める、燃えるような田園風景。想像するだけでもワクワクしますよね。僕は、そんな不思議な「黄昏」を、世界中で見てみたいんです!
敬愛する作家・沢木耕太郎さんは自身のユーラシア横断を『深夜特急』に記しました。彼は本の外伝で、「旅には適齢期がある」と述べます。好奇心がまだ残っていて、しかも恐怖心も薄れてきている。そんな“旅の適齢期”たる20代に、僕はちょうど足を踏み込んだばかりです。大好きな人生の先輩と同じ道を、自分だけの感性で歩みたい、と強く思います。
皆さんの力で、世界一の夕焼けを探す旅に連れて行ってください!