崇城大学
松崎 季林
豊かな森をつくりたい
恥ずかしい話、僕は木を見て泣いたことがあります。きっかけは祖父の死です。屋久島出身で自然がいつも近くにあった僕にとって森と生きた祖父は大きな存在でした。祖父がいなくなって僕は深い悲しみに暮れていました。ある日、みたんです、森の中で光が差し込んでまっすぐ伸びている祖父の木を。ここに帰ってくればいいんだという妙な安堵感を覚えています。豊かな森は光が入る森だそう。光が入って地面まで光が届くことで低いところの植物が育つ。それにより豊かな土と森が生まれる。そんな人間になりたいしそういう社会を作りたいと思っています。
世界で森と生きる人と出会う旅がしたいです。ゆっくりでいいんです。季節の林、森を見ながら僕は行きます。しっかり生きます。あなたはどんな森が好きですか?