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2024.03.26 イベント

【東京】BackpackFESTA2024東京開催レポート

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BackpackFESTA2024とは

BackpackFESTAは、旅や海外に興味を持つ若者が集まる日本最大級の旅イベントです。

 

世界を旅した著名人のトークライブ、世界一周を夢見る学生のプレゼンテーション、旅行用品が当たる豪華な抽選会など、海外の魅力と情報が詰まった多彩なコンテンツが盛りだくさん。

 

今年で14回目を迎えるこのイベントは、参加者が旅の魅力を発見し、次の日から旅に出るきっかけを提供することを目指しています。

 

 

 

今年のテーマは「セカイは画面の向こう側」。

 

自分の五感で感じ取り、言葉が通じない人々と心で交流すること。画面を通しては得られない、実際の世界がそこに広がっています。

 

もし迷ったら、画面の向こうの世界に一歩を踏み出していただきたい、その想いを込めて、本イベントを企画・運営してきました。

 

今回は、2024年2月26日(月)に開催された「BackpackFESTA 2024 東京会場」の様子を紹介します。

 

東京会場の様子を紹介

 

BackpackFESTA2024 東京会場の様子を、体験型ブースや小規模でのトークショーを中心とした「ロビーコンテンツ」と、世界一周コンテストやゲストのワークショップなどを中心とした「ステージコンテンツ」にわけてご紹介。

ロビーコンテンツ

ステージ開演前にロビーで行われたコンテンツ、「五大陸 × 五感」をコンセプトに、直接ヒトと関わることを通じて旅に出たくなるようなブースが並びました

 

アラビアン書道

アラビア文字とジョージア文字、ヒエログリフで自分の名前を書く体験ブース。

 

日本での日常の景色と海外旅行先で見える景色、最も異なるものの一つである「文字」に着目し、現地の文字を実際に書いてもらい、楽しみながら現地についての想像を膨らませて欲しいという目的で実施しました。

 

ゲストによるトークショー

 

体験ブース以外にも、世界各地域に詳しいゲストの方をお呼びしてトークショーをブースごとに開催しました。

 

東南アジア、中東、欧米、南米、アフリカ、それぞれの地域のここでしか得られないディープな話が盛りだくさん。

 

 

当日ご登壇いただいたのは、
・「世界一周した筋トレ男子」としきさん
・「リュックで世界一周」みつさん
・「株式会社アマヤドリ代表」5歳さん
・「タンザニアのストリートチルドレンを支援する学生団体代表」とーごさん
・「世界の心豊かな村探検家」KAKAさん
・「旅人で作家で保育士」あかちょさん
・「ガーナのチョコレート工場長」田口愛さん

 

登壇いただいたみなさま本当にありがとうございました。

 

登壇者の方々について、さらに詳しく知りたい方はこちらの記事をご覧ください。

 

ステージコンテンツ

ステージでは、「ゲストハウス」の世界観の中で、様々なコンテンツを実施しました。

 

旅の要素として欠かせない「人との出会い」を体験し、旅へのハードルをさげるのが目的です。

 

世界一周の夢を叶えるコンテストDREAMファイナル

 

学生が世界一周への夢を語り、最優秀賞受賞者には「世界一周航空券」が贈呈されるコンテストDREAMのファイナルを開催。(コンテスト詳細はこちら)

 

当日舞台では、これまで数々の審査を乗り越えてきた4名のプレゼンターが自身の夢を語りました。

 

ファイナルに進出したのは以下の4名。

 

IMOVATIONを起こしたい「中村真緒」

 

さつまいもを愛し、さつまいもに愛された彼女の「日本のさつまいもを世界へ」という想いが伝わるプレゼンテーションでした。

 

海賊侍に俺はなる「坂尻晴輝」

 

仲間を集めて人生を豪快に楽しむ「海賊」と、戦わずして勝つを最上とする武士道の精神を持ち合わせた「侍」を融合させた、最高にかっこいい存在への憧れを語りました。

 

お茶を点てて世界一周「副田優喜」

 

衰退しつつある日本のお茶を世界に届けることで再び盛り上げたいという強い想いのもと、落語調のプレゼンテーションで観客を魅了しました。

 

演劇×世界一周で平和を創る」「平田こころ」

 

自身が幼少期から続けてきた「演劇」の力を信じ、世界中で公演をすることで人々の心を変えていくという、平和への想いが届く発表でした。

 

そして、今年度の最優秀賞に選ばれたのは…

 

 

副田優喜さん!!!

 

世界中の文化と茶道を融合させ、日本のお茶を世界へ広める副田さんの世界一周がどんなものになるのか、今からワクワクが止まりません。

 

ぜひ、副田さんのSNSをフォローして、今後の活躍をチェックしてみてください。
Instagram:@yukismap09095

 

最優秀賞を受賞した1名だけでなく、惜しくも敗れた3名はもちろん、それを見た観客の皆さんにも、「旅」や「夢」への熱い想いが伝播した、「世界一周コンテストDREAM」でした。

 

ゲストトーク&ワークショップ

BackpackFESTA2024東京には、2名のゲストに登壇いただきました。

 

1人目は海外の友達との日常をSNSで発信し、総フォロワー60万人を超えるYouTuberのバカイトさん。そして2人目は世界中の子ども達にダンスを教えながら世界一周し、現在は日本や世界の子供達をダンスで繋ぐごめさん(中込孝規さん)です。

 

バカイトさん

 

SNS総フォロワー60万人を超える人気YouTuberのバカイトさんには、「学生」や「言語(英語)」をキーワードにお話していただきました。

 

勉強ができなかった高校時代や、遊び歩いていた大学1、2年生の頃のこと、その後どのようにして英語を勉強したり海外の友達を作ったりしたのかをお聞きし、今英語を使って発信をしているバカイトさんにも、自分たちと同じように英語ができない頃があったのなら、自分にもできるかもしれないと思えました。

 

特に印象的だったのは、「旅先や日本で外国の方に話しかけるのにハードルを感じてしまう」という相談に対する返答で、「相手も同じ人間。自分が外国の方に日本語で話しかけられたら、あまり上手ではなくても頑張って聞き取ろうとするように、相手もちゃんと聞いてくれる。」とおっしゃっていたことでした。

 

また、外国人だからといって、全員が全員積極的でオープンなわけではなく、あまり自分から話しかけるのは得意ではない人もいると聞き、無意識に自分の中で「外国人=オープン」というような先入観を持っていたことに気づかされました。

 

「相手が外国の方であっても、結局は1人の人間でしかない」

 

このことを意識してコミュニケーションを取ると考えると、言語面での旅へのハードルが下がり、より楽しい旅の形を見つけられるのではないかと思いました。

 

ごめ(中込孝規)さん

 

ダンスを通じて日本と世界を繋いでいるごめさんには、ダンスや旅を通して得たものから、人生で大切なことまでお話しいただき、会場の全員を巻き込んだワークショップも開催していただきました。

 

大学生時代から、広い世界を見たいと思い、世界一周という夢をもっていたごめさんですが、実際に世界一周することなく企業へと就職しました。

 

社会人として働く中でも、世界一周への想いや子ども達にダンスを教えたいという想いを捨てきれずにいたごめさんは、ある時ポロっとそのことを口にすると、周りの人たちに「やればいいじゃん!」と背中を押され、ダンス教室の活動を開始したそうです。

 

「やりたいことを口に出す」

 

どうしても、自分の夢を口にすることは躊躇してしまいがちですが、勇気を出して言ってみると、応援してくれる人はいるのだということを感じました。

 

そして、お話の後は、簡単なダンスをするワークショップ。

音楽に合わせて腕を回したり体を揺らしたり、会場全体が一体となって笑顔でダンスを楽しみました。

 

話す言葉が違っても、どんな人かがわからなくても、ダンスと音楽があれば繋がれるということを身をもって体感できる時間でした。

 

ゲストトークとワークショップで、旅へのハードルが大きく下がったはずです。

 

旅の豪華大抽選会「たびっくじ」

 

旅に関する豪華景品が当たる抽選会たびっくじ。

「景品が当たったから、行ってみようかな…」そんな形での旅への一歩の踏み出し方もあるのではないでしょうか。

 

琴バス&ゲストハウスKotori宿泊無料券

琴バスは、各都市から四国をつなぐ高速バスで、香川県琴平町にあるコワーキングスペース&ホステルの宿泊施設Kotoriがセットになっており琴平町を存分に楽しめる贅沢なプランになっています!

 

 

東京会場運営代表者から一言

 

BackpackFESTA2024東京にご来場いただいた皆様ありがとうございました。

 

イベントを通じて、簡単に情報が手に入る時代だからこそ、実際に旅に出て五感を駆使し、人と出会うことに対するワクワクを感じてもらえていたら嬉しいです。

 

私たちは、より多くの人に旅に出て欲しいという想いでイベントを主催していますが、人が旅に出る理由はさまざまだと思います。

 

広い世界を知りたい。色々な人や価値観に出会いたい。景品が当たった。今いる環境から逃げ出したい。

 

理由はなんであれ、一歩旅に踏み出してみれば、そこには自分に人生を豊かにしてくれる何かが転がっているはずです。

 

イベントで少しでも旅に興味が湧いた方は、ぜひ実際に旅に出てみてください。

次は旅先でお会いしましょう!