田口隼嗣/高松

京都府久世郡久御山町出身１９９４年２月２３日生まれの２３歳。京都の田舎、久御山町に長男として生まれ、決められたレールの上を歩く人生しかなかった私に新たな選択肢をくれたものが旅だった。地元を愛し、生涯を久御山町で過ごすことを決意していたが、２０歳時に久御山町は２０４０年までに合併、消滅することを知らされ、心に大きな穴が空いた。地元に対してなにか自分にできることはないかと考え、思いついたことが地元の特産物九条ネギから生まれたゆるキャラ「ネギーマン」を有名にすることであった。そんな時、偶然出会ったTABIPPO主催の世界一周コンテストDREAM2015で優勝し、世界一周航空券を手に入れた。コンテスト優勝後、大学３回生の時に２年間の休学をし、九条ネギの全てを学ぶため１年間ネギ農家で修行した後、２０１６年３月から３６５日かけ５２カ国を旅した。テーマであった地元の活性化をするべく「ネギーマン」を連れてアジア周遊後、中東をへてヨーロッパ周遊、ヒッチハイクでアフリカ縦断、アメリカ横断、南米縦断、オセアニアを周遊し、計５２カ国でネギーマンを広めた。海外にて多数メディアに自身の活動が取り上げられ、１５８１/１６３１位だったネギーマンの日本ゆるキャラグランプリ順位は帰国後２３１位まで上昇し、地元の活性化に大きく貢献した。日本にいた時は夢もなく、やりたいこともなかった私は、ドリームというコンテストに出会い世界一周を行うことにより人生が大きく動き出し、久御山町の消滅を防ぐべく活動を続けている。