【ゲスト決定!】若者の背中を押すベストセラー作家「喜多川泰」さんをご紹介

【ゲスト決定!】若者の背中を押すベストセラー作家「喜多川泰」さんをご紹介

 こんにちは!TABIPPO学生支部の白倉です。いよいよ開催まであと1ヶ月となりますが、本イベントのインコンテンツであるトークライブにご登壇いただくゲストをご紹介します!今回はBackpackFESTA2023東京のゲストである、作家・喜多川泰さんについてです。

喜多川泰さんの紹介

 喜多川泰さん(以下、喜多川さん)は、1970年生まれ、愛媛県出身。東京学芸大学を卒業後、1998年に横浜で、笑顔と優しさ、挑戦する勇気を育てる学習塾「聡明舎」を創立。人間的成長を重視した、まったく新しい塾として地域で話題となりました。

 2005年から作家としての活動を開始し、『賢者の書』にてデビュー。2作目となる『君と会えたから…』は10万部を超えるベストセラーとなりました。その後も『手紙屋』『手紙屋 蛍雪篇』『「福」に憑かれた男』『心晴日和』など次々と作品を発表。2010年に出版された『「また、必ず会おう」と誰もが言った。』は12万部を突破し、2013年9月に映画化され、2018年にミュージカル化もされました。その後も次々と作品を発表し、最新作の『よくがんばりました。』にて、全19作品を発表。国内累計100万部を超える、ベストセラー作家です。

 「喜多川ワールド」と呼ばれるその独特の世界観は、小学生から80代まで幅広い年齢層から愛され、その影響力は国内に止まらず、現在は多数の作品が台湾・韓国・中国・ベトナムでも翻訳出版されています。執筆活動だけではなく全国各地での講演やセミナーも開催し、出会った人の人生を変える講師として人気を博しています。

喜多川さんの魅力

 喜多川さんの小説は、単なる物語としての小説ではなく、私たちの人生にヒントを与えてくれるような作品が多いです。辛い時に、一歩踏み出す勇気をくれるような作品。迷った時に、自分の選択に自信をくれるような作品。今までとは違う、新たな自分に生まれ変わるきっかけになるような作品。喜多川さんの作品一つ一つが、誰かの人生のバイブルになるような、強いメッセージを持った作品となっています。

 そして、小説とも、自己啓発本とも違う、「自己啓発小説」とでも言うべきその作品では、私たちへのメッセージが、小説という舞台を通して、より鮮明に、そしてストレートに心に響いてきます。主人公がいて、それを取り巻く人々がいて、時代や社会といった環境があって、私たちの住む世界と違うようで同じ、同じようで違う世界。そのような世界、「喜多川ワールド」だからこそ、私たちは物語に入り込み、登場人物と自分を照らし合わせ、自分ごととして捉えることができるのだと思います。

 さらに、喜多川さんの講演でも、私たちに向けた、暖かく、優しく、それでいて力強いメッセージを受け取ることができます。直接喜多川さんの口から発せられるメッセージは、作品を通して伝わってくるものとはまた違った伝わり方で私たちの心に響いてくるはずです。
その時みなさんは、「人生」という教科の授業を受けている気分になることでしょう。
(「『人生』という教科」は、喜多川さんの作品『スタートライン』から引用させていただきました。)

喜多川さん × 旅

 喜多川さんの作品には、旅に関連したものがいくつか存在します。14歳の少年が旅をしながらさまざまな「賢者」たちと出会う『賢者の書』。熊本に住む少年が東京を訪れたものの、所持金わずかで飛行機に乗り遅れて帰ることができなくなり、さまざまな人と出会いながらなんとかして地元へと帰ろうとする『「また、必ず会おう」と誰もが言った。』。そして、「旅」を主題として取り上げ、旅が人生にもたらす影響を描いた『ライフトラベラー 人生の旅人』
これらの作品を中心に、喜多川さんは、「小説」と「旅」という、一見関わりがないようにも思える2つのものを結びつけ、人々の心を動かしてきたのです。

 3月11日のBackpackFESTA東京でも、旅や挑戦への一歩を踏み出す勇気を持てるような講演をしてくださいます。ぜひ楽しみにしていてください!

おわりに
最後に、『ライフトラベラー 人生の旅人』に出てくる一節を紹介します。

「同じ〈想い〉をいだく者同士が出会ったときには、必ず、見えないところで奇跡が始まっているんだよ」

(〈出会い〉という奇跡 p.41)

 「若者に、旅を広めたい」「若者に、挑戦する勇気を持ってほしい」
このような「想い」を持った、TABIPPO学生支部と喜多川さんが出会ったとき、そこには「奇跡」が生まれているはずです。

そのような、「出会いという奇跡」を楽しみに、3月11日はさいたま市文化センターにお越しください!