僕らは旅ができる時代に生まれた
2020/02/08 guest 東京

BackpackFESTA2020 東京に『アルピニスト』 野口健が参戦決定!

こんにちは、BackpackFESTA運営事務局です。

12月の仙台・沖縄を皮切りに全国1万人規模で開催される、日本最大級の旅イベントBackpackFESTA。2月19日(水)に開催となる東京会場の8組目となるゲストが決定いたしましたのでお知らせします。

世界各国の山々を登っている『アルピニスト』野口健さんです!

野口健

※写真提供(記事内の写真全て):野口健事務所

1973年8月21日ボストン(アメリカ)生まれ。現在46歳で、愛娘を持つ父でもあります。

父が外交官であったためニューヨーク、サウジアラビアで幼少時代を過ごし、4歳の時にはじめて日本の地を踏みます。小学4年に再び日本を離れてエジプトへ、その後中学、高校は立教英国学院に入学しました。

しかし勉学に熱中できず、荒んだ日々を過ごし、自他共に認める「落ちこぼれ」であった野口さん。そんな時、先輩との喧嘩で1ケ月の停学処分を言い渡されます。

学校から自宅謹慎を命じられ、日本に帰されるが父の助言により、一人旅に出て、その時、偶然に書店で手にした植村直己氏の著書「青春を山に賭けて」に感銘を受け、登山を始めたのです。

野口健さんSNS
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アルピニストとして

ヨーロッパ大陸最高峰モンブラン、アフリカ大陸最高峰キリマンジャロなどの登頂を果たし、登山に自己表現の価値を見出し、世界7大陸最高峰登頂という目標を自らに課します。この時、野口さんは16歳です。

高校卒業後、亜細亜大学国際関係学部に入学をし、登山に必要な資金集めなど自らでこなします。1999年3度目の挑戦でエベレストの登頂に成功し、10年の歳月をかけて7大陸最高峰世界最年少登頂記録を25歳で樹立しました。

1999年エベレスト登頂後、以前から気にかけていたエベレストのゴミ問題を解決するために、4年連続世界各国の登山家たちと5000m~8000mの清掃活動に尽力します。

一方、富士山のゴミの多さに心痛めた野口さんは、2000年から「富士山が変われば日本が変わる」をスローガンに富士山清掃活動を開始しました。

さらに、環境教育の必要性が訴えられている中で、次世代の環境問題を担っていく人材育成の必要性を痛感して、小・中・高・大学生を対象とした「野口健環境学校」を開校。環境の大切さを訴え、実践していくメッセンジャーを日本全国に育てています。

毎年ネパールに行っている野口さんはヒマラヤ地域の氷河融解に危機感を持ち、温暖化について現場からの声を積極的に訴えています。また、世界各国の国立公園や観光産業を数多く目にしてきた経験から、日本の国立公園や環境保護、観光振興(エコツーリズム)のあり方について、行政サイドから意見も求められ、環境省や東京都の委員も務めています。

略年表

野口健さんは、アルピニストとして多くの活動を行っています。以下は、略年表となります。

西暦 出来事
1973 8月21日 ボストン(アメリカ合衆国)で生まれる。6ヶ月でジッダ(サウジアラビア)へ引っ越す
1977 日本に帰国
19778 東京都世田谷区立池尻幼稚園入園
1980 東京都世田谷区立駒繋小学校入学
1982 カイロ(エジプト)へ引っ越す。エジプト日本人学校に転入
1986 イギリスへ引っ越す。全寮制の立教英国学院(イギリス)小等部に転入
両親が離婚。成績が落ち始める
1989 立教英国学院(イギリス)高等部仮入学。
先輩を殴り、1ヶ月の停学処分を受ける。停学中、日本へ帰国し、一人旅に出た際、植村直己の「青春を山に賭けて」に出会う
登山家、岩崎元郎氏の主催する山岳会「ピッケル&アイゼンと友達になる会」に入会。冬休みの富士山での訓練を経て、「八ヶ岳天狗岳」登頂
1990 夏休みに「モンブラン」(スイス)登頂
1991 キリマンジャロ」登頂。7大陸最高峰の登頂を決意
 1992 亜細亜大学国際関係学部入学の一芸一能入試を受け、合格。日本に帰国する
2月「メラピーク」(ネパール)に登るが悪天候のため断念。シェルパと交流が始まる
1993 9月「コジアスコ」(オーストラリア)に登頂
12月「アコンカグア」(南アメリカ)登頂
大学を休学
4月「アイランドピーク」(ネパール)登頂
6月「マッキンリー」(北アメリカ)登頂
1994 12月「ビンソン・マッシーフ」(南極)登頂
1995
1996
9月「エルブルース」(ロシア)で高山病にかかり登頂ならず
1月「エルブルース」(ロシア)登頂
1997 5月「エベレスト」(中国)山頂まで1000メートル地点で登頂を断念
19978 10月「エベレスト」(ネパール)に国際隊で挑むが天候悪化のため登頂を断念
1999 5月「エベレスト」(ネパール)登頂。7大陸最高峰登頂の世界最年少記録を樹立(当時)
2000 3月「エベレスト清掃登山」を実施
富士山清掃登山」をスタート
亜細亜大学国際関係学部卒業
2001 3月「エベレスト清掃登山」を実施
シェルパ基金」設立し、ヒマラヤ登山で遺児となった子供らの教育資金の提供を開始。
2002 3月「エベレスト清掃登山」を実施
2003 3月「エベレスト清掃登山」を実施
野口健環境学校」をスタート
2006 マナスル清掃登山」を実施
2007 アジア・太平洋水サミット」に参加。氷河湖問題を訴える
2008 マナスル基金」を設立し、サマ村(ネパール)に学校および宿舎を建立。
遺骨収集」活動を開始。 フィリピンのセブ島を中心に行われた遺骨調査団に参加
2009 マナスル清掃登山」を実施
2010 センカクモグラを守る会」を設立
2015 ヒマラヤ大震災基金」を設立
2016 熊本地震テントプロジェクト」を立ち上げ、熊本県益城町にテント村を開設、運営にあたる。

娘と共に

父娘てくてく登山隊 親子写真展

八ヶ岳、ヒマラヤ・キリマンジャロ、アルピニスト野口健さんは、娘・絵子さんを多くの山に連れて行きました。山に登っては、カメラを構えます。

絵子さんは、父親のカメラを構える姿を真似ながら、写真を撮り始めました。それが、二人の対話となっていきます。
互いの写真を見ながら、いろいろな話をし、次の山への想いへとつながっていのです。

 

BackpackFESTA2020 東京
詳細

▼日程
2020年2月19日(水)

▼スケジュール
開場 13:30
開演 16:00
終演 19:00

▼会場
神奈川県民ホール
〈住所〉神奈川県横浜市中区山下町3-1

▼チケット料金
高校生:先着240名様限定 無料
学生 :2000円(ペアチケット:3000円)
社会人:3000円(ペアチケット:5000円)

その他特別チケットについては、こちらをご覧ください。

2/19(水)はアルピニスト野口健さんに会いに、BackpackFESTA2020 東京に参戦しよう!

以上、野口健さんのご紹介をさせていただきました。世界の山々を登りながら、様々な活動を通して素敵な生き方をされています。

もっと知りたい!方は、是非Twitter公式サイトご覧になってみてくださいね。

旅の魅力をこれでもかと詰め込んだ、日本最大級の旅イベントBackpackFESTA。毎年、このイベントをきっかけにたくさんの若者が旅に出ています。

テレビでも注目されている野口健さんとお会いできるのは、2/19(水)東京会場です!

これから旅に出る人やまだ旅に出たことがない人にとって、この日が人生のターニングポイントとして思い出してもらえるような時間にできればと思っています。

各会場の日程やチケットの詳細は下記のボタンからご覧ください。BackpackFESTA2020 東京会場でお待ちしております。

 

 


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